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初音ミクとテクノ・デザイン展(渋谷パルコ)


渋谷パルコで行われている「初音ミクとテクノ・デザイン展」に行ってきました。渋谷なんて滅多に行かないだけに、パルコと言ってもどこだっけの始末。


さて、現地に実際についてみると、思っていたよりはこじんまりした催し物で、少々がっかり。しかし、お客さんはひっきりなしに来ていたので、ビックリ。本当にミクは人気が有るんだな〜。



来ているお客さんの男女比は見ている限りは半々で、タイミングによっては女性しかいない時もありました。
また年齢層も低く、中学生位の女の子グループがキャアキャア言いながら、展示パネルをケータイで写真を撮っているのが印象的でした。

肝心の展示はというと、パルコ地下の書店「リブロ」に隣接した10m位の通路に、様々の絵師さんが描かれた初音ミクイラストのパネルと関連商品が展示されている程度。またPV(君に胸キュンなど)と3D映像がモニタに流されていました。3D映像は、モニタの初音ミクなどが目の錯覚を利用して、飛び出て見えるもので、はっきり飛び出して見える優れもの。技術の進歩を感じますね。当初3Dと聞いて、赤青メガネとか必要なのかな?と思っていた俺は昭和生まれですよ、どーせ!


さて、展示自体は大したものではないと感じたのですが、来ているお客さんの中でも、低年齢層にはそうでも無かった様です。母娘で来ていた人は娘がとても感激していて、来て良かったねと会話していたし、前述の女子中学生グループも嬉しそうに写真を撮っていました。一方男性グループ(大学生位?)は新曲の話題をずっと話していて、良く「盗み」聞くと、ニコニコ動画で上がったものを新曲と表現していました。
彼ら彼女らにとって初音ミクは、DTMツールとしての初音ミクではなく、応援してきたアイドル「初音ミク」であり、この展示は渋谷というメジャー都市でデビューしたという瞬間を共有できる「聖地」なんだと感じました。


アニメロサマーライブでの初音ミク登場、ミクフェスでの立体映像によるライブ、Supercellの渋谷でのプロモーションなど初音ミクのメジャー化は今年に入って、一気に進んでいます。まあ、紅白に出るような事はさすがに無いと思いますが。いや、何が有ってもおかしくないか・・・。奇をてらった演出をNHKが考えるならばおもしろいかも。


AKB48なんかとコラボした作品が登場したら、一気に紅白出演の道が開くかもしれないなー。