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ヤッターマンOPバッシングという「絶好のチャンス」



ヤッターマンのオープニングが各所ネットで叩かれて、早4日。予想通り山本正之氏の旧作バージョンに差し替えMADがニコニコ上に出始めています。しかも完璧な音楽と映像の同期がされている完璧な出来。見て鳥肌が立ちました。


BLOG等でも新作OPへのバッシングが多く見られます(というか、私の先日のエントリもその類ですが)
読売TVの公式サイトの掲示板にも、多数の批判が寄せられた模様で、ついにコメントを発表しました。

ヤッターマン」OP曲騒動 「意見は真しにとらえる」と読売テレビ - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/17/news118.html

まさに「炎上」といった状態です。昨年の「コードギアス」OP「解読不能」を思い出します。


さて批判が爆発的に寄せられて、機能停止などに陥った状態を「炎上」と呼びます。
これは「多数の批判意見」「超多数の便乗批判」、そしてその状態を見物する「もっと超多数の傍観者」の3つで構成されています。つまり「炎上」は「注目」を集めている状態だと言えます。


ネットで口コミを起こすためには、「注目」=「アテンション」を集める事が重要だと言われています。
つまり批判を浴びて「炎上」している今は、見方を変えると「チャンス」だと言えます。


想像して見てください。
もしも来週月曜に「ヤッターマン」OPが「何の予告も無く」「サプライズ」的に山本正之バージョンの歌になっていて、しかも映像も完全に同期していたら。
この1週間で「英断」を下した関係者とOPの微調整をしたスタッフに最大限の賛辞を送り、批判者は「信者」と変わると思います。
現実的では無いことは百も承知です。しかし今、視聴者にとってコンテンツとは「ビジネスモデル」や「関係者の反応」などの外部環境込みで成立しているモノなので、それらを置き去りにして、内容や絵のクオリティを上げても逆境は覆せないと思います。


今「ヤッターマン」は最大の「チャンス」に遭遇していると言えます。もし「英断」が実行されたらヤッターマンは「らき☆すた」級のコアユーザーを、ライトユーザーとは別に得ることが出来る事でしょう。