先日見た、プロフェッショナル仕事の流儀
ツイートしようと思ったけど時期逸したので、備忘録として。
1)
先日のプロフェッショナル仕事の流儀の佐渡島さん特集は興味深かった。
漫画家エージェントとは大物作家を対象にしたものと思っていたが、世に出ていない才能を発掘する為、デビュー前や過去に連載を持ったが機会に恵まれなくなった年配作家をエージェントする姿が描かれていた。
2)
大物作家のエージェントだけでは会社を維持できないのかもしれない。しかし作家は漫画が描ければ作家だが、編集者は何をもって編集者と言えるかはわからない。唯一経験だけが編集者としての経歴と考えるならば、コルクのエージェントする作家に有名無名の幅があった方がエージェントできる編集者を育てる事にもつながるのかもしれないと感じた。
3)
今の紙出版は出版不況から余力が無くなっており、そこからこぼれ落ちざるを得なくなった作家が多くいると思う。それらの人をターゲットにしたビジネススキームが求められており、絶版漫画図書館やmagnetのような電子書籍ビジネスが現れてきたのかもしれない。
4)
漫画業界で良く聞くのが、1本当たればデカく残りのハズレ分をペイできると言う事。その為以前は新人賞で作家開拓していたが、新人精査するよりデビュー数を増やしてシステム的に市場の反響を確認するソーシャル的な発想が増えてきた。magnetというサービスもその流れの一環かなと思った。
特に結論は無いが、思ったことをズラズラと。