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東京ゲームショー

2005/09/17(土)
東京ゲームショーに行ってきました。現地には9時30分くらいに到着。
最寄駅の海浜幕張ではXbox360の袋をゲット。入場は多少並んだものの10分程度で入場できました。

客数

例年よりも入場者数は多かったと思います。いつもなら午前中は通路は自由に移動できるくらいなのに、今回は10時30分位で通路も人で一杯になり、移動に事欠きました。

Xbox360

マイクロソフトブースで発売予定ソフトの映像が上映されていました。やはりFF11の関心は高いようで、こっそりムービーを撮影している人が多くいました。
また本体前面デザインを自由に変えられるジャケットや、同時需要が見込まれるプラズマディスプレイを展示していました。このプラズマディスプレイコーナーですが、擬似リビングルームを作りお客さんに快適環境でのXboxを体験してもらう趣旨のものでしたが、説明のコンパニオンのお姉さんが一緒に座ってくれるので、さながらリビングをイメージしたイメクラのような感じになっており、本体の販促につながるのか疑問でした(笑)

プレイステーション3

本体展示と開発中ソフトの映像が上映されていました。事前に評判になっていたメタルギアソリッド4の映像をみました。非常にリアルで精緻な画像は年老いたスネークの「老けぶり」が視覚で分かるほどでした。MSX時代からメタルギアを知っている立場としてはハードの進化を感じると同時に、月日の経過を感じさせられ複雑な気持ちでした。「早くスネークを引退させてやってくれ」という次世代クリエイターへの監督小島氏のメッセージではないかと思います。

ローグギャラクシー

ドラクエ8製作のレベル5の新作「ローグギャラクシー」をプレイしました。確かにシームレスなプレイでストレスを感じる事はありませんでした。戦闘もアクション性がありながらも難しくなく、初心者でもすぐに慣れると思います。またヒロインのキサラの声は上戸彩だと知らなかったので、聞いてビックリ。期待の新作だと思います。

ケータイアプリ

今回のゲームショーは次世代機種・MMORPG・ケータイアプリが大きな比重を占めていました。特にケータイアプリはおそらく過去最大のブース規模で参加しており、ドコモブースでは各コーナーを全て回ると特典として缶バッチが貰えるなど例年以上に力が入っていました。会場内で配布されたファミ通フリーペーパーもiモードボーダフォンezWebと三種類作成されており、こちらも力の入れようを感じます。
番号ポータビリティを見据えた他社との差別化と、通話料に代わる収入源確保を目指すキャリア各社。コンテンツ市場でも最も伸びているケータイ市場に積極的なコンテンツ企業。PSP・DSと同じ感覚でケータイアプリを楽しむ消費者。3者の思惑が一致してきた事を今回のケータイアプリの盛況から感じる事ができました。

物販コーナー

こちらは全体の人混みと比較して人数が少なめだったと思います。一時期はゲームショーに物販を目当てで行っていた人が多くいましたが、キャラクターショーなど物販系イベントが充実した事もあり、他のイベントに分散したのだと思います。
ちなみにコナミ物販の極上生徒会「平凡カレー普通味」を買いました(笑)

コスプレ

相変わらず凄いですね。コスプレ更衣室は物販コーナーの隣でしたが、確認した限りいつも行列でした。物販コーナーの客数が落ちる中、コスプレ系アパレルメーカーのコスパは常に積極的な販売を行っているのも頷けます。

外国人

とにかく外国人が多かったと思います。ゲームショーはかなり国際的なイベントになったのだと感じました。そしてもう1つ印象的だったのは各ブースでアジア系外国人がDVなどでかなり詳細にゲーム画面などを撮影していた事です。ドコモブース・SCEマイクロソフトなどで見かけたそれは、記念撮影というレベルではありません。ドコモブースでは3人組で画面遷移のタイミングなどを記録していました。あれは産業スパイなのではないでしょうか。
各ブースは今回、かなり厳密に撮影禁止を謳っていました。カプコンブースで聞いた所、ゲーム看板以外は撮影禁止(プレスは除く)との事でした。今後プレス以外全て撮影禁止という事になってしますかもしれません。
せっかく家族が多い「楽しめるイベント」になってきたのに、記念撮影ができなくては思い出作りにならないでしょうから、もう少し産業スパイ的な行為は控えて頭で記憶して帰って下さい。

年齢制限

今回一番印象的だったのはCEROによる年齢別レーティング制度が各所に明示されていた事です。もしかしたら以前から明示していたのかもしれませんが、今回は展示映像も年齢制限を設けたりしていて、昨今のゲーム規制の潮流を厳しく受け止めている様でした。ライトユーザー・ヘビーユーザーという狭い括りだけではなく、年齢層も国境も超えて拡大したゲームは既に「産業」として社会との関係性を考える必要があります。今回のゲームショーはその面も意識した展示会だったと言えます。



今回もっとも無念なのは、土曜に来場した事です。日曜なら能登麻美子を見れたのに!