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飲食業の根幹は衛生管理に尽きるんだろうな。

今日ラーメン屋で東京ラーメンを食べました。


その店は中年夫婦が経営していて、立地の割に客もまばらで、お世辞にも繁盛しているとは言えませんでした。
出てきたしょう油ラーメンも平凡な味で、良くある屋台の味。「昔ながら」を売りにしているけど、正直全く印象に残らない味。


場所がラーメン激戦区なのでこれでは、太刀打ち出来ないと思いました。


店内も装飾は殆ど無く殺風景で、良くある客用ティッシュもないので、経営はかなり苦しいのではないかと感じられました。


食べている最中、厨房に目をやると、奥さんが一生懸命厨房の掃除をしているのが目に付きました。失礼だけど、あまり客は来ないのだから、そんなに掃除しなくても大して汚れていないと思ってしまいました。
同時に、もしも汚くしていて、食中毒でも起こしたら、こんな小さい個人商店など一発で潰れてしまうだろうとも感じました。


不祥事一発で商売の存続に関わってしまうのが飲食業で有ると同時に、その怖さを理解しているから、こんな小さい個人商店でも衛生に注意するのが当たり前なのが飲食業なのだと思いました。


最近話題のバードカフェおせち問題ですが、能力を超えた受注でパンクしたのだろうと思うのですが、飲食業としてのモラルというか、覚悟みたいなものがどれ位組織内に有ったのかと感じます。


華美な料理や話題性のある店舗などが注目されるけれど、飲食業に一番必要な衛生管理について普段どうしていたのだろう。


ラーメンを食べながらそんな事を考えた一日でした。