［雑記］
本日はアキバの各同人ショップを見てきました。
・あきばおー
目明し編無し。店頭に予約・入荷予定告知無し。店内の同人ソフト入荷予定リストにも記載がありませんでした。
・メロンブックス
目明し編無し。店頭に目明し編のビラなど告知無し。
・とらのあな
目明し編無し。告知ビラはあるが、3階階段途中にわずかにあるだけ。入荷予定も当初告知されていた1月7日の日付のままでした。
これらの同人ショップの対応で気になる点があります。それは「静か過ぎる」という事です。
これまでなら、入荷直前なのであきばおーなどではチラシを大量に貼ったり、とらのあなでは大規模な看板などを用意するのではないでしょうか？
もちろんまだ発売前なので、それに合わせての展開を準備しているのかもしれません。しかしせめて「何月何日入荷予定、刮目して待て！！」みたいに市場を盛り上げるような事を行うのではないでしょうか？
この事から考えられるのは以下の2点です。
①実際いつ入荷するか、幾つ入荷するのか、ショップにも良く分からないため
今回の目明し編はネット予約の大量受注が予想されます。おそらく予約分+店頭販売分で相当なショップ希望数がサークル側に伝えられたのではないでしょうか。だからこそ入荷予定が7日から14日頃に変更されたのでしょう。そのためプレスが出来次第、順次出荷なのではないかと思います。つまり「入荷次第販売」という事態だと考えられます。
一方で入荷日が確定できなくても「1月上旬」みたいな書き方もできます。しかし、大量のネット予約の結果、店頭販売分まで商品が回らない事態が発生するかもしれません。とらのあなのネット通販は当初「1次予約受付終了」と記載していました。つまり準備ができたら2次予約を行う意思が有ったという事です。それが現在まで2次予約が行われた形跡は有りません。当初見込みより入荷数を確保できなかったのではないでしょうか？そうなると下手な店頭告知は逆にトラブルの元です。また入荷日を告知して、それを予約分全てに適用できなかった場合（一部しか出荷できなかった場合）予約客から大量の苦情が発生する事になり、これもトラブルの元になります。
もしもネット予約客に到着する前に店頭で販売を行った事が判明した場合、ネット上でかなりのバッシングが発生する事が想定されます。逆に予約分のみ完売で、店頭販売が全くなかった場合にも今度は店頭客からクレームが上がる可能性があります。
入荷日と入荷数を確定できない以上、トラブルを防ぐため店頭での大規模告知を避けているのではないでしょうか？
②直前でメッセサンオー優先入荷の情報を入手したため
今日アキバで目明し編を販売していたのは、おそらくメッセサンオーだけだと思います。他ショップ分は瞬殺した可能性も否定できませんが、その場合は「完売、次回入荷未定」を謳うのではないかと思います。またメッセサンオーは5号店（中央通り沿い）、4号店（秋月電子3F）両方とも潤沢な在庫がありました。つまりメッセサンオーに関してはまだ完売する気配はないという事です。
メッセサンオーだけ先行入荷が行われたのではないでしょうか？
もっとも、とらのあなもT.L.C.（とらのあな物流拠点）には入荷していて、シュリンク・バーコード付作業中なのかもしれません。でもそれならあきばおーやメロンブックスなど小回りの利くショップでも目明し編が入荷していて良いのではないでしょうか。あきばおーは同人ソフトに自店の帰趨を賭けている様ですし、メロンブックスは綿流し祭0.5Cの滑り込みに成功したショップです。入荷がない事はないでしょう。完売も入荷準備中もないと考えられる以上、やはりメッセサンオーだけ先行入荷したのではないでしょうか。
もともと「ひぐらしのなく頃に」を一番積極展開していたのは、メッセサンオーです。その事を考えると優遇処置も納得できるのではないでしょうか。
そうなると他ショップとしては先行入荷したという事実をなるべく早く闇に葬りたいと考えると思います。その一番の方法が入荷日を謳わない事です。例えばとらのあなが14日入荷と告知したとすると、向かいのメッセサンオーではすでに販売している事実が変わらない以上、遅く入荷するという事を明確にしてしまうだけです。一旦事実として出てしまうと、もう打ち消す方法はありません。だからこそ入荷日を店頭告知する事は避けて「静観」しているのだと思います。
一旦入荷さえすれば、販売力はとらのあなの方が圧倒的なので、今回はショップブランドに傷をつけないのが最善だと判断しているのではないでしょうか？
もし上記の仮説（あくまで仮説ですから、信じすぎないように！）が正しかった場合、そしてこの事態を「計画的」に発生させているとした場合、かなりの知恵者が背後にいるような気がします。
