今日のプリキュア最終回は感動!!!
今日のプリキュア最終回はとても感動しました!!
まずはピエーロの言う「絶望」が概念ではなく、「皆との別れ」という具体的な形で定義されたのが秀逸と感じました。
その上で別れを自分達で決めて、それでも前に進む事を決意し、ピエーロを打ち破るとても熱い展開。
絶望(ここでは別れ)を倒して希望(別れない結末)に変えるのではなく、別れを受け入れ、前に進む。その事を「スマイル」と表現していたので、とても明確なメッセージを感じました。いつか来る別れ(例えば卒業など)を悲しく回避するものでなく、受け入れ、それでも前に進む強さを教えてくれていたと思います。
だからこそキャンディ達がメルヘンランドに帰る時、みゆき達はスマイルで見送り、別れを悲しいものとしなかった。その上でキャンディ達が帰った後で皆で泣き出す展開は一年間の総括として感動のクライマックス。正直見ているこちらが涙腺決壊しました。
最後に自分たちの夢に向かって、それぞれの道を歩み始めた事が描かれました。夢を目指すといずれ別れが待っているかもしれないが、それを後ろ向きに捉えない強さを皆が持っていると感じられました。
スマイルプリキュアというタイトルやOPシーンをちゃんと意味有るものとした演出とストーリー、そして絶望とスマイルという対立軸を明確した点でとても完成度の高い最終回だったと思います。